釣りでの悪夢…
今日は暖かく良い天気でした…
けれど、風が強くて…
この時期良く強風になったり荒れることもありますね。
幾年か前の話になります。
4月でした…
会社の保養所の熱海に行って、釣りに出掛けました…
その頃、メジナという魚を狙うのには良き場所の城ヶ崎海岸…にデビューしたくて、それまでに磯釣りをもっとこなしておこうと…
何せ、城ヶ崎海岸は険しそうに感じる磯に感じていて…
(昨年9月撮影)
場数を踏んで城ヶ崎海岸へ…と考えていて、その時に向かったのは城ヶ崎海岸の隣あたりにある、八幡野にあるヒナダンと呼ばれる磯釣り場…
足元も平坦な場所多くて、釣りもやり易い…
2度目の来訪でした!
その日は釣りがやりたくて、天気予報や潮など何も見ずに、現地行って決めようと…!
何人か釣りしている人もいたので、やっている人がいるから大丈夫‼️
と私も釣りを始めました…
波がかなり押し寄せて来て、前に来たときもこんなんだったなぁと!
釣り始めにすぐに目当てのメジナが釣れて、サイズアップ目指して釣りを続行…
けれど波がかなり荒れているのか?
徐々に足元まで波が打ち寄せる…
隣で釣りしている年輩の人たちは平気な顔して、「この人はメジナ釣りの名人だから!」と私に言ってきていたり…
私もやはり、サイズの良いメジナ釣り上げるには、これくらい海が荒れていなければいかんのかなぁ~と勝手に思い込んで…
それでも、後ろに下がるがそれでも、波は私の足元を越えるくらいまで打ち寄せてくる…
私も危険を感じて、もう帰ろうか…
と、思い始め、絡んだ仕掛けを治したら納竿しよう…
と思った時にかなりの強い高い波が来て…
これはヤバイなぁ…と海を見ると…
目の前に、電信柱よりも高い波が…‼️
もうこれは逃げられない!
と咄嗟に判断した私は…
とにかく身を海に持っていかれないように、岩にしがみつきました…
高波が物凄い音と共にザァブーン〰️
岩にしがみついた私は何とか身を守り…
ザザッザッザ…
と引いていく波の方が強い力に感じてしまい…
それでも、私は身を守ること出来ました。
膝したは岩に擦られたのか、血が出ていたくらいの軽症でしたが…
隣で釣っていた、メジナ釣りの名人と呼ばれていた人が…沖に流されている光景が…!
仲間が大きな声で叫ぶ…
携帯持っていないと言うことで、私がすぐに連絡…
かなり焦り、動揺していて、救急車に電話かけてしまった…
が、すぐに海上保安庁にも連絡してもらい…
沖に流されている人の近くにクーラーボックスが浮いていたので、それに捕まるように仲間に叫んで貰った…
結局は近くの漁港の人が船をだして助け出した…
警察も来て、私も事情聴取されましたが、とても恐怖な体験となりました…
私の釣り道具も海に流されて、それでも命助かっているのだから…良かった!
私はそのまま保養所へと戻り、夕方に海上保安庁から連絡…
沖に流されてしまった人も命に別状なしで、低体温症にて入院しました…とのこと!
私が第一通報者だったので連絡くれたそうで、ともかく生きていて良かった…
この日で学んだことは私にとって沢山あって、釣りをする時はまず天候を調べる…!
人がやっているから大丈夫…なんて甘い認識は捨てること!
波浪警報の意味もこのときに良く解りました…
警報なんて出ているときには、釣りはやるべきでない…と数々学びました…
けれども、その後、今でもそうなんだけど、磯釣りは臆病になってます…
だから今は、堤防での釣りが主になっていて…
堤防だって、気を付けなくてはならないこと沢山!
ひとつでも不安を感じる予報あれば、私はその日の釣りを諦めるようになりました…。
今日の強風…4月ということもあってか?
あの日の釣りの悪夢…
鮮明に思い出してしまいました…
それでも命あり、尚釣りも続けている私…
あの日学んだ教訓は忘れてはならない…と心に刻んで…
これからも釣りを続けて行きたい♪
皆様に和やかな笑顔に出会えますように…(^ー^)